お金が途切れない、失敗しない資金繰りの極意!

この項目で得られること。
お金を生み出すことができます。
お金に困る事から脱却できます。
お金の動きが可視化できます。

会社経営は資金繰りそのものです。
何故かと言うとビジネスはお金が入るか出るかしかないのです。
つまり仕事と言うのは何か商品を販売するあるいは、サービスを提供することによって、
その対価としてお金が支払われます。

また売り上げだけではなくビジネスをするには様々なものにお金を使います。

例えば家賃、電気、ガス、水道代といった光熱費。
携帯やインターネットの通信費や、パソコンやデジカメなどの備品、ボールペン1本から
ノートに至るまでビジネスに必要と言われるものは全て経費として出されます。

売り上げばかり意識していると、今月は500万円売り上げだからやった!やったー!と思ったとしても、
その支払いがいつになるか。これが明確でなければ、会社は存続しません。
わかりやすく言うと、今銀行の残高はいくらでしょうか?これが5万円しかなかったとして、
新たに何かを買おうにも5万円以上のものを購入するとなるとお金がないですよね。
しかし、来月500万円の売り上げの入金があったとしましょう。
そうすると来月になれば500万円入ってくるからパソコンを買い替えたりする計画も立てられることができるわけです。

逆にこの計画がなかったとしたら皆さんどうですか?
この売り上げがいつになったら入ってくるのか?
売り上げなかった時でも支払わなければいけない。
月末になって銀行の通帳を見て支払うお金がないと、、、言ってあたふたしている経営者、結構いるものです。
しかし、この資金繰りと言うものをしっかりやることによって、1週間先1ヵ月先そして、3ヶ月先、半年先、
1年先の見通しと言うものが見えてくる。


お金は正直です。

お金の動きさえしっかり把握していれば実は経営は継続します。
経営者が一番苦労するのはお金をどうやりくりするのか。
つまり、お金を回すことこれが非常に苦労なのです。

では、資金繰りの簡単な方法これからお伝えします。

資金繰り表を作りなさいと税理士や、経営コンサルティングの先生はおっしゃいます。
そうは言ってもなかなか手をつけられない、、そんな経営者の方、実は多いです。
資金繰り表と言うのは難しいと言う思い込みが皆さんありませんか?
そうなのです。銀行の融資の時に作らなくていけない資金繰り表や税理士の先生が
資金繰り表をちゃんとつけてくださいなんて言う資金繰り表は実はわかりづらいのです。


あの表を見ただけでなんていうかアレルギーが起きてしまうのです。

ここでは、私が実際に使っているとても簡単でわかりやすい資金繰り表をここに公開します。

資金繰り表はすごくシンプルで簡単です。お小遣い帳をつけていると言うそんな感覚でOKです!

お小遣い帳は、皆さんやってましたよね!

お年玉貰いました1月1日におじいちゃんから10,000円。
同じ日におばちゃんからお年玉5,000円貰いました。
これで入ってくるお金は1万5000円ですよね。
そしてこのお年玉でゲームを買ったよ!1月3日ゲーム6,000円
こんな感じですね。

このお小遣い帳が出来上がったら、今度は計算式を横に入れてください。

1番左が売り上げ。その隣は出ていくお金ですね支出。
そしてその次に、残高と言う計算式を入れます。
簡単です。上の合計から売り上げのところを足して、支出を引き算する。
そういう計算式を入れてください。

これで何月何日にいくらあるのかということがわかりますよね。

これができたら後は簡単です毎月必ず出ていくお金は何なのか?
1日とか10日とか15日とか25日と30日、31日(月末)お金が支払われるのは決まって
いるので、そこに金額を入力します。

次に、これが何の支払いなのかと言う項目をわかりやすく書いてください。

よく帳簿では光熱費とか人件費とか言葉がありますけれども、そんな難しいことは、不要です。
単純に水道代そして支払い先、水道局。あと自分の支払われる役員報酬ありますね。

それも役員報酬はいくらって書いておけばいいわけです。

あと確実に決まってはいないけれど、大体毎月平均してこれ位じゃないかなって言うようなものなんかは
概算で結構なので数字を入れると予測しやすいのではないかと思います。

そうすると、大体月の支出の金額というのが見えてくると思います。

例えば全体で50万円の方は毎月50万円の売り上げ。
または入金があればとりあえずマイナスにならないねと言うことがわかります。
50万円以上お金がその月に入ってくるようになれば、毎月少しずつゆとりが生まれてきますよね。
そして、今度売り上げです。売り上げにも色々あると思います。

毎月固定で入ってくるものがあり、何かの業務を受注してそれを3ヶ月後に納品をして、
その翌月つまり、4ヶ月後にお金が入ってくるなんてこともあります。
今月が1月だとしたら仕事の完了が3月。
そして支払いが4月ですので4月にその業務の売り上げが例えば100万円だとすれば、
4月の末日に100万円と言うふうに売り上げのとこに入力してください。

資金繰り表は、できれば最低3ヶ月から半年分作ることをお勧めします。
なぜならば3ヶ月半年先、会社がどれくらい成長したいか。
そんなこともこの資金繰り表があることによって目標決まったりします。

売り上げが1円も入らなかったとしてこの資金繰り表を見るとおそらく1ヵ月後と言う赤い文字が出てくることになります。
まぁそれを見ると、やばい!今月末はマイナス2,000,000円だ!
どうしようって一瞬焦ったりするかもしれませんが、

大丈夫です。

なぜならば売り上げは、お仕事をしっかりしていれば必ず入るタイミングというのが来るはずです。
資金繰りをしっかりつけて、いつの時点でお金が途切れるのかと言うことを常に理解する。
でも、人間の心理としてお金が消える瞬間って言うのを知りたくないですよね。
僕に相談が来る経営者は、それを見て見ぬふりしているのである日突然お金がないなんて事が訪れたりするわけです。

この資金繰りは経営者自らがやらなければいけないです!
なぜなら経理の人にもし任せていたとしたら、9月末の支払いの2日ぐらい前に「社長!今月お金が足りませんどうしましょう」と言ってきます。
「いくら足りないのだ!?」すると答えは「500万円足りません!」もしそんなことを支払いの2日前に言われ、
なおかつこの支払いが滞ると折角築いた信頼が失われてしまう。。
皆さんどうでしょう?資金繰りはあらかじめ予測をしておかなくてはいけません。
仮にお金が足りないと言うことがわかっていたら早めにその手立てをすることが必要になり。
つまり、日にちが長くあればあるほど作戦も建てられるし、それに対して策を講じることができるのです。

大切な事
資金繰り表を作る。
資金繰り表は最低3ヶ月から6ヶ月後。
毎週、毎週アップデートする。いつお金が切れるのかと言うXデーを常に把握しておく。

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